VJのスタイルは大まかに2つ分けられると思います。
映像素材(movとかMP4とか)を再生するスタイル と、
ジェネレート系と言われる映像ファイルではない「ジェネレート素材」を使うスタイル
です。
Resolumeで言うと、先日紹介した Juicebar とかコンポジションの「AV」がそれに当たります。
数値を変えるだけで、素材の内容がリアルタイムで変更でき、映像素材のように、ループのつなぎ目も気にしなくてよい などの特徴があります。
最近話題の リアルタイムジェネレートソフト では「NOTCH」(ノッチ)というものもあります。カメラエフェクトやキネクトといったセンサーデバイスなど、高品質なリアルタイムモーショングラフィックが生成できます。
https://www.notch.one
サイトのほうには、海外の有名アーティスト、企業ブランド、自動車メーカー、ディズニーなどで採用されています。
ソフトウェアは基本的にサブスクリプションですが、トライアル版は無償で、Learning版は、99ユーロ(ただし、こちらはお仕事で使うことはできません。)
今後業務で使う場合は、BaseかProまたは、年間契約での購入が必要になってきます。
オーダーすると、このようなドングルが送られてきます。なんだか可愛らしい。
アプリケーションを起動すると、テンプレートやサンプルがあります。
試しに、まずはサンプルを開いてみましょう。
再生ボタンを押すと、リアルタイムレンダリングが開始されます。
ただ、この状態では、NDIは出力されず、NodesからNDIで検索します。
それを、NOTCHのマークとつなぐだけで、NDIの出力ができます。
Resolume側はソースからNOTCHのNDIを選択
すると、NOTCHのリアルタイムレンダリングがResolumeの素材として入力されます。
例えば、NOTCH側で、Alphaにチェックを入れることで
Resolumeでも、他のレイヤーの素材と合成することも簡単にできます。
映像素材(CG素材など)は、VJシーンによっては、再度レンダリングしたりすることもありますが、NOTCHのようなリアルタイムレンダリングなら、数値を変更するだけで、すぐに 反映されます。
ただ、これにはPCの処理能力が求められますので、GTX1080以上がオススメかもしれません。
ぜひおためしください。
弊社では、NOTCHドングルの購入代行サービスもありますので、興味ある方は是非ご連絡ください。